5月20日(木)16:30〜絵画道場vol.28「宮崎聖子の作品をめぐって」が展示会場にて作家を囲んで開催されました。
宮崎さんは、タブローとドローイング(本人の言葉で『楽書き』)によって全体の展示を構成しています。
今の時代、マンガは自分たちの周りに溢れており、より身近なものとしてリアリティーを感じる。イラスト的なものを作品として展示することで美術の敷居を崩し、そこから大衆に向けて開かれたもの、身近なものとして見て感じてもらいたい、と宮崎さんは言います。
今回、イラスト的なものをタブローへと変換していくことを試みた作品も展示されています。
ドローイングからタブロー作品にする意味や、目的のための方法論、鑑賞者への作り手の立ち位置など、参加者から作家への質問を中心として議論されました。
宮崎聖子さんの展示は、2010年6月01日(火)までです。
10/05/21