2009年6月2日(火)16:30より、絵画道場ディスカッション「西村亜里沙の作品をめぐって」」が、展示会場で開催されました。

西村さんはマンガの要素(ふきだし、セリフなど)をモチーフに制作をしています。
今回の展示は絵画の要素を取り入れたインスタレーションとなっています。
ディスカッションでは、「絵画とは?」「インスタレーションとは?」という議題や、
「マンガと絵画の違いは?関係性は?」という議題に関して、年代による認識の違いなども議論されました。
また、マンガをモチーフにして扱う際の意識についても、客観性を持って戦略的に用いるのか、あるいは自身が好きであるから描くのかというような、議論も交わされました。

絵画道場では、結論を出すことよりも、それぞれの参加者の今後の制作に疑問やテーマを投げかけるような議論が交わされます。今後も定期的にディスカッションをおこなっていきますので、制作の刺激が欲しいという方や、ディスカッションに興味のあるという方はぜひご参加ください。
09/06/02