12月18日(木)に、絵画道場ディスカッション「梶山安寿美の作品をめぐって」が、展示会場で開催されました。
会場展示風景
ヴィジュアル系のバンドをモチーフ(テーマ)に描く梶山さんの作品を囲んで、「趣味と芸術作品」との境界線という議題があがりました。
バンギャ(ヴィジュアル系バンドのファンやヴィジュアル系を好む女性)である梶山さん自身が趣味の意識で描く作品と、展示するための美術作品という意識で描く作品の間にはどのような違いがあるのか、それは制作する人間すべてにとって共通するテーマでもあります。
境界線の設定は人それぞれですが、「好きだから描く」という梶山さんの強い姿勢は、作品に力を与えていました。
08/12/19