2010年10月12日から、選択授業「群像−人物による構成−」が始まりました。
この課題では、絵画表現の主な構成要素である「構図、形、色(明暗)、マチエール」の四つの要素を再検証しながら、人物の群像を画面構成の主題として制作します。
今回はモデルが複数必要ということで、卒業生に来てもらうことになりました。
室内の設定やモデルのポーズなど、学生で話し合いながら行います。
自分で収集した写真や資料を元に、人物を群像として画面内に設定するため、ポーズ時間の前半は固定、後半はモデルである卒業生にはこんなポーズを取ってほしいなどリクエストしたり、モデル同士が会話したり、自由にゆっくりと動いていきます。
卒業生がモデルということで学生たちも緊張がほぐれてくると、休憩時間に作品や卒業後のことについて話を聞いたりして、人物を描くということ以上に様々な角度からモデルと関わることができたのではないでしょうか。
10/10/27