7月11日(水)16:30〜、絵画道場vol.44「絵画道場INDEX2012出展者の作品をめぐって」が会場である有響館にて行われました。
今回の絵画道場は特別企画として、絵画道場OB、OGやこれから発表を目指そうとしている学生23名のアンデパンダン形式での展覧会となっています。
これまでは個展形式の展覧会で、作家を囲んでのギャラリートークを行なってきました。
しかし、今回は出展者全員の作品についてのトーク、ディスカッションということで、一人の作品について深く話し合うというより、参加者からの質問形式で作品についての感想、質問に作家が応えていくという形で進行してゆきました。
一階では、前回の絵画道場出展者大西沙季さんの作品がそのまま継続して展示され、増設された壁面に9名の絵画作品が展示されています。
普段の絵画道場では使用しない三階・四階も、展示中です。
絵画道場初参加の1回生や絵画道場経験者、ディスカッションに参加したことがあっても有響館での展示は初めてだった学生など、年齢、ジャンル、手法、それぞれ違った観点からの「絵画への意志」を垣間見るきっかけとなる時間でした。
ひとりひとりの作品について、掘り下げるには短い時間でしたが、作品だけでは知りえなかった作者の言葉を聞く機会となりました。
絵画道場未経験だった学生にとって次回以降の展覧会への足がかりとなったり、またOB・OGの作品について知ることでまた新たな展望が開けるきっかけとなったでしょうか。
「絵画道場フェスティバル INDEX2012」は、7月24日(火)まで開催していますので、是非ご高覧ください。