voice gallery bp2012(blue project)に山本ゼミ参加!
京都嵯峨芸術大学山本ゼミでは2012年度活動に1つとして、voice galleryにおける「bp2012 (blue project)」に参加します。
voice gallery bp2012(blue project)寺岡海「a star」
会期:2012年4月27日(金)〜5月26日(土) (日、月曜休廊)
12:00〜19:00 (最終日は17:00まで)
会場:
MATSUO MEGUMI + VOICE GALLERY w
京都市南区東九条西岩本町10 オーシャンプリントビル/OAC1階
このプロジェクトはvoice galleryが選んだアーティスト13名(うち2グループのうち1つが山本ゼミ)が年間を通じて、作品や資料展示、レクチャーなど、作品制作にまつわるさまざまなプレゼンテーションを行います。山本ゼミは油画分野在学生の作品展示の他、OB・OGの作品展示、ゼミでのプロジェクト活動報告展示、講演会や山本直樹作品展示など、大学内展示から飛び出し、「みせること」「観客---作品(作家)---ギャラリーとの関係」「批評」について積極的かつ実験的な「場」としていきます。
第一弾として現在、今年卒業した寺岡 海君の作品「a star」が展示されています。すっきりとした展示の中に寺岡君の鋭い視点が感じられるインスタレーション作品です。尚、この作品は「ワークイン・プログレス(進行していく作品)」です。
今後の予定ですが、まだ若干名の余裕がありますので、展示したい人はご連絡下さい。
油画研究室 山本直樹
「a star」
夜、空を見上げると星が夜空に浮かんでいるようですが、あの星は何万光年もはるか遠くにあります。隣の星ともとても離れています。人は星座をつくり、その星々の距離を夜空の平面の中に置き換えました。そこにおいては星と星との距離(奥行き)は関係ありません。
私は星を作りたいと考えています。夜空に豆電球を打ち上げてみると、一体どういう風にみえるでしょう。とても陳腐な乾電池と豆電球の星です。しかしそれは何万光年の距離を超えて、一つの夜空に浮かぶ星として見えるのではないでしょうか。そして、みんながみるいつもの夜空の中に私がつくった作品が紛れ込んでいくことができれば、夜空に浮かぶ星すべてを「作品」という可能性にさらす事ができるのではないでしょうか。
※今回展示はこの制作のエスキース、また実験として行ないます。会期中に市内何カ所で星を打ち上げ、その動画と場所を随時追加していく予定です。
寺岡海
展示風景
12/05/09