京都嵯峨芸術大学40周年記念イベントのひとつとして、造形学科の実習教員を中心にした公開討論会を開催します。
学生以外の方でも自由に是非ご参加ください。
「アートを教える −表現がもたらす自由−」
日時:7月16日(土) 14:30〜16:30
場所:有響館G401教室
司会:松本泰章(本学メディアアート分野教授)
討論者:宇野和幸(本学油画分野教授)、大島成己(本学造形基礎准教授)、仲政明(本学日本画分野准教授)、日野田崇(本学工芸分野准教授)、上田香(本学工芸分野専任講師)
内容:アートを教える、学ぶとは何か。それは人間の潜在的な創造性を引き出して昇華させるための魅力的な試みであると言えます。教育現場で世代を超えて求められてきたものが表現のもたらす精神の開放、自由であるなら、既成の価値観を越えた自身の枠を広げていくことが大切なのではないでしょうか。教員もかつては学ぶ立場にあり、そして今なお、学び続ける途上にあります。そこには、人、作品、異文化などとの様々な出会いがあり、それが各人の道筋を示してきたのではないでしょうか。
本会では、学びと出会いのあり方を巡りながら、アートの教育の可能性について議論していきます。