研究室スタッフ紹介

宇野和幸
宇野 和幸  uno kazuyuki
  • 「気配としての実在」を具現化すること、「ズレが産み出す実感」の違和感を炙り出すこと

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投稿された月 August 2010

夏バテ防止法?!

今年の夏は暑い。狂ったように暑い。

卒業生から展覧会案内のメールに添えて、「私の夏バテ防止法!それは朝一でスイカを食べることです!!」というコメントが届けられた。そういえば今年の夏はあまりスイカを食べていない。そう思うと無性にスイカが食べたくなった。(で、その日のうちにスイカを買いに行ってしっかり冷やして…ガブリッ!シャクッ!)

私の場合夏バテ防止法というのではないけれど、この夏に好んでしていること、お気に入りのすっきり爽快アイテムがある。 それは、  

    カルピス!

「夏の風呂上がりにはやっぱりビールだよねぇ!くぅーー!うまい!!」なんてのが定番なんだろうけど、カルピス!!風呂上がりも、外から帰ってきた時も、寝覚めにだって、カルピスがうまい!
そういえば昔はお中元の定番。茶色いビンのカルピス原液がいつも冷蔵庫に入っていた。今は紙パックになってるけど、1L入りのやつには「業務用」みたいなことが書いてあったりする。
子供のころはなるべく濃いカルピス、それが好きだった。
でも今は薄いのが好き。 もう大人だから。 ・・・・。

愛用の大きめのグラスに氷をたっぷり入れて、カルピスを13mm。ここが大事なところだ。クールにカルピスを決めるなら、ジャストな原液さばきが不可欠だ。1mmの狂いも許されない。
次にミネラルウオーターの投入。ここで焦ってはいけない。まずは原液に対して2,5倍のミネラルウオーターを、マドラーでかき混ぜながらゆっくりと注ぐ。マドラーは猫のしっぽの形のものが望ましい。グラスの内側の面に沿うように大きくゆったりとステア。
カルピスと水・氷がじんわりと馴染んだ頃合を見計らって、ミネラルウオーターを注ぎ足しながらマドラーの先端に意識を集中してステア!→高速ステア!!→超速ステア!!!
すぐにグラスを持つ指先にキンキンに冷えたカルピスの感触が伝わってくる。
グラスの中で目まぐるしく回転する角の取れた氷たちが落ち着いたら、色合いの確認。厚手の擦りガラスを3枚重ねにしてケント紙を透かし見るような色になっていれば、完成。

うまい! 生き返るようなうまさだ!


もう一つの夏のお気に入り。
ニッキ水。
駄菓子屋で売ってる黄色やピンクや緑の、小さな瓶詰の液体。これはベタベタに甘い。いかにも体に悪そうな強烈な甘さ。でもニッキの香り・風味も強烈で、この甘さと爽快風味のバランスがたまらない。栄養ドリンクよりも元気になる。
そういえば、黄色いニッキ水なんかは病院で見る「強力点滴」みたいな色に見える。なるほど元気が出るはずだ。

この二つがあれば猛暑が続く京都の盆地でも、暑さに負けずに快適に夏が乗り切れる。
お試しあれ。

(注:ここに紹介した飲料の効果には個人差があります。効能を万人に保証するものではありません。また、お飲みになる場合は、本欄説明に記載された方法及び分量を正しく使用してください。万一、間違った用法で重大な事態をj引き起こした場合、著者及び京都嵯峨芸術大学は一切の責任を負いません。) 






10/08/31

12 Visual Points 展に寄せて

<と> をめぐる12の考察

 ここ金沢の地に12人のアーティストが集結し、「12 Visual Points 〜明日への視線〜」という展覧会を開催する。
2007年1月に開催された「6 Visual Points 〜明日への視線〜」の第2回展でもあるこの展覧会は、共通したテーマのもとに制作された作品が展示されるわけでも、それぞれが取り組む芸術の方向性におおいなる一致をみているわけでもない。むしろこの展覧会に関わる人達は、そういったテーマがいま必要なのだろうかとすら思っている。

 アートシーンの(分かりやすさはともかくとして)面白さは、いろいろなアーティストの様々な視線からの思考や発言が、互いに絡み合い影響しあう中で、あるいはすれ違うごとに、直接的に間接的に触発されながらエスカレートし、サイクロンのような動きが加速して別次元の視点や思考が生まれていく、そことのダイナミックな関係性にあるといってもいい。
だからこそ、個展の集合でもなくコラボレーションワークとも違うこの展覧会において、作品と場と表現することへの意志が、それらの相関的なエネルギーが、新たな関係性が生まれる実体のある視点が立ち現れ、その先を見つめる「明日への視線」となり得る。

 2つの作品、2人のアーティストがそこにいれば、ひとつの<と>が発生する。
しかしその<と>は単純な並列を示す「と」であるばかりではない。その意味合いは対比であったり、選択であったり、原因と結果の整合性であったりと、私たちの暮らす現実の社会同様に多種多様で一筋縄ではいかない関係性が含まれている。
問題は「関係性」なのだ。
アイデンティティを前提としないで関係性を問うのは無意味はではあるが、関係を遮断したアイデンティティもあり得ない。アーティストはその活動において自身の表現の中に関係性を、いわば<と>の問題を考え続けていかなくてはならないのだ。

 それぞれのアーティスト達とその作品と金沢21世紀美術館とギャラリ−点と。

 それらをつなぐ<と>の文字にはいろいろな意味が読み取れるだろう。英語で表すとしたら「and」なのか「with」なのか「join」なのか、あるいは「or」「to」「as」か、「on」「in」「into」?、ひょっとしたら「if」「when」「whenever」かもしれない。
それぞれの作品や作家のコンセプトが、他の作品や鑑賞者と、いま、この場所でかかわり合うことが重要なリアリティと意味を持つ。

この展覧会に向けての12人のアーティストの「作品」。それは<と>をめぐる12の考察として立ち上がる。

(2010年12月に金沢21世紀美術館、ギャラリー点で開催される「12 Visual Points -明日への視線-」展カタログ原稿より)

10/08/27

RG1/1 GUNDAM PROJECT !

昨年の夏は東京・お台場で等身大ガンダム!
・・・  そして今年は静岡で等身大ガンダム!

ガンプラ30周年記念のイベントで模型・プラモデルの町、東静岡で来年3月までの長期設置。
リアルグレード・ガンダムプロジェクト!今度はビームサーベルを持っている!
新幹線からも一瞬ですが、見えます。

まだ、見に行ってませんが ・・・・・限定ガンプラ ゲット!


「関係者」である友人から非売品のレアものをいただきました!

現地ではこの袋を持っていると、ファンの羨望と嫉妬のサイクロン状態となった目線が怖くて、いつ襲われるかと顔をあげて歩けいないほどだったとか。持ち歩くのが恐ろしくて、中が見えないように厳重に梱包して、宅配便で
自宅宛に送ったそうだ。


輝く!(?)「Not For Sale」の文字!

ふふん、ただの自慢だよ。い〜だろう。
10/08/07


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