現在の状況私は伏見工業高校夜間定時制の美術科非常勤講師として働き作家活動も続けています。
大学を卒業すると多くの人は作品を制作する環境に困ります。私の場合は京都市内に住み、一軒家を借り、自宅兼アトリエとして制作できる環境を確保しました。
現実問題として、講師の仕事だけでは生活できないので、複数のアルバイトを掛け持ちして生活費と画材代、家賃を稼ぎ作家活動を持続させているという現状です。
在学中大学生活では多くのイベントや企画展、グループ展などに進んで参加してきました。それらは学内のイベント(学祭や進級制作展)だったり学外の活動(グループ展、企画展、京都学生祭典)などでした。
「良い作家といわれるには最低二つの能力が必要である。一つは、もちろん良い作品をつくこと。もう一つは、良い環境を作ること」この言葉は私が在学中のころある先生からいわれた言葉です。
ここでの環境とはいろんな意味が含まれていると思います。
人間関係であったり、社会の中で自分がおかれている環境であったり、作品を制作する環境であったり・・・
作品を作ると同時に自分自身のなりたい姿を明確にイメージして、そしてそうなるように自分を作り上げていってください。
梶田 晋介
略歴